『野ざらし紀行』『冬の日』『笈の小文』『奥の細道』はもちろん、従来の案内書にはない『かしま紀行』『更科紀行』ゆかりのスポットも完全網羅。中学三年で芭蕉の言霊にふれ、自らも「旅を栖」とする著者が、足と目と感性で俳聖の全足跡を辿る。研究者のあいだではタブー視されている、蕉翁の衆道にも踏み込んだ稀有な書。沿道の美味な食べ物も紹介。著者手描きの絵地図入り。『芭蕉の誘惑』改題。
まだレビューがありません。 レビューを書く
奥の細道をはじめとした芭蕉の作品の舞台を、実際に旅して書かれた紀行文。実際に現地に行くことで、芭蕉が想像で作った俳句があることがわかるというのは面白い。各地の風景、食べ物が紹介されているのも親しみが湧く。
全行程は無理でも、一部でもいいから自分も同じような旅をしてみたいとは思っている。
以前はよくTVでお目にかかった著者が、これほど芭蕉を語ることができるとはお見逸れした次第。男色をたしなんでいたとする説明も、かの時代であればあり得ることだ。自分も『奥の細道』を読み、自動車での移動ではあったが、細道を旅したことがある。しかし、和歌や中国古典の知識もなく、芭蕉の本当の凄さも知らずに、何とも表面的な旅だったか……読了して、芭蕉を追う旅に出たくなった。
光三郎先生 渾身の芭蕉論 目からうろこの 芭蕉論 こんな芭蕉さんだったのかと しみじみ思う還暦のこのごろ。
ランキング情報がありません。
ランキング情報がありません。
電子書籍のお得なキャンペーンを期間限定で開催中。お見逃しなく!
※1時間ごとに更新
大白蓮華編集部
224円(税込)
水島広子
858円(税込)
楠木建
935円(税込)
アルバート・アインシュタイン
660円(税込)
韓国人オッパ セミ
798円(税込)