私の頭の中に反響する“声”。それは、事件のつらい真相を告げた──。ヤクザの元夫・石神の家庭内暴力から逃れ、ジャズ・シンガーとして生きる杏子。だが、彼女には、死者の残留思念と共鳴できるという忌まわしい能力がまつわりついていた。その力を捜査に利用したい警察は、杏子の前に石神を送り込む。力はなぜか石神が一緒のときにだけ発揮されるのだ。時間の底を探る連作ミステリー。
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物や場に宿った過去の声が聞こえる能力を持つ女性をめぐる連作短編だが、冒頭から引き込まれ、著者の力量が感じられた。
死者の過去の声を聴くことができる杏子。図らずも事件に関わることになり・・・。
最後、過去と決別し前向きに生きていく姿は良かった。
過去の声を聞く事ができる杏子。警察やら色んな人と出逢って、色んな事件に巻き込まれながらも過去と決別して強く生きて行こうとする姿勢に憧れます。東海林の優しさがナイス(^◇^)
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