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マスク着用のデファクト化が、パンツ以来の変化をもたらす? ポスト・コロナ文化論の試み。マスク着用の標準(デファクト)化は、すでに受け入れざるを得ない社会の現実だ。しかし、誰もが顔の半分以上を蔽い隠すという習慣は、動物間の認知とコミュニケーション、さらにはヒトの性にかかわる意識をも、大きく変えてしまうかもしれない。コロナ禍の象徴・マスクは人類史上、パンツにも匹敵する行動変容をもたらすのか。霊長類学と人類学、社会学や文学など多様な視点から考える、ポスト・コロナ文化論の試み。
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マスクで隠されることが性的な魅力につながるかもしれない、というお話だったのかな。
マスク関連の話より、人類史の性の話の方が多かった印象です。
参考文献に、井上章一や栗本慎一郎。好みはあるだろうが、わりと好物のテーマ。人間をサルから考えて、パンツを履いたサルとか、そんなシリーズ。本著は、新型コロナ禍による〝マスク“をテーマに。
そもそも、人間の着衣とは、女性の生理により外敵に脅かされる生命の危険を隠す行為から始まった。真相は分からぬが、語り口はそこからスタート。ゴールを迎える頃、我々は人間にとってのマスクの意味に辿り着く。
霊長類のエロスを語る。しかし、品があるのは霊長類学の教授として、しっかりした研究に基づく中身だから。変に茶化した娯楽文書に成り下がらないロジックが素晴らしい。
著者は霊長類学の学者さんということで、サルの話はとても含蓄があり興味深く読むことができた。
肝心のマスクについては、思いつきで語ってるんだろうかと思うような内容が多く、エッセイを読んでいるような感じだったが、そんなつもりで買ってなかったので残念に思いました。
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