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村上春樹のデビュー作
1970年夏、あの日の風は、ものうく、ほろ苦く通りすぎていった。僕たちの夢は、もう戻りはしないーー。群像新人賞を受賞したデビュー作
1970年の夏、海辺の街に帰省した<僕>は、友人の<鼠>とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、<僕>の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。
風の歌を聴け
ハートフィールド、再び……(あとがきにかえて)
一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。
1Q84年や海辺のカフカを読んで、村上春樹さんにはまりました。
村上春樹さん特集 第3弾 『風の歌を聴け』
【内容情報】
一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。●青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。
●群像新人賞受賞。
●2004年09月15日 発売
●ページ数: 160p
【お勧め度】★★★
まだ、文面が荒削りであるが、村上春樹さんが作家になるきっかけが、載っており、参考になりました。
10人が参考になったと回答
1Q84とノルウェイの森で村上春樹さんの大ファンになり、続けてこの作品を読んだのですが、パッとしませんでしたね。
2人が参考になったと回答
読み始めてすぐ、以前図書館で借りて読んでいることに気づきました。歳のせいかこういうことが増えました。
再読したところ、なんともいえないせつない気持ちになりました。短いエピソードを書き連ねたような構成が心地いいです。淡々とした文章の中に、人にはどうしようもないこともあること、その悲しみ、重みを感じました。
1人が参考になったと回答
『女のいない男たち』→『職業としての小説家』を読んだ後にデビュー作が気になったので読みました。
確かに、エッセイ内で語られていたようにこの文体やレイアウトは(原稿用紙と製本版がどれだけ違うのかはわかりませんが)当時革新的というか、目を引いていただろうなと思いました。
小説ってあまり読まないんですが、意外と自由というか内容以外にも遊ぶ余地があるものなんですね。
この本を読むと、ビールが飲みたくなる!と人から聞き、手に取った。確かに、青春のほろ苦さとビールが、小説の中でハーモニーを奏でている。村上春樹の小説を読むのは今回が初めてで、村上春樹の世界観を知れば、この本をもっと深く味わえるのではないか、時間をおいて、読み返したいと思った。
私は1970年代に生きてはいないが、20代前半で様々なカルチャーに触れ、影響を受ける理由は分かる。
自分自身の価値観の方向性が定まっていないからであろう。そして、周りの人間やその時代のカルチャーに呑まれて、現在の自分が形成されていくのだと私は思う。実際問題そうである。
私も主人公と同じく地元を出た身であり、学生時代の夏休みを思い出させる。膨大に感じる時間を如何に有意義で洒落臭く、ローコストで生活するかということに努めていたように思う。
忙しなく生活するよりも、そういった時間の使い方がむしろ人生の醍醐味なのかもしれない。
※1時間ごとに更新
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