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映画を早送りで観る人たち　ファスト映画・ネタバレーーコンテンツ消費の現在形　（光文社新書）

稲田豊史

ユーザ評価 4.0（278件）
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商品情報

発売日： 2022年04月13日頃
著者／編集：稲田豊史(著)
レーベル：光文社新書
出版社：光文社
発行形態：新書
ページ数： 304p
ISBN： 9784334046002

商品説明

内容紹介（「BOOK」データベースより）

なぜ映画や映像を早送り再生しながら観る人がいるのかー。なんのために？それで作品を味わったといえるのか？著者の大きな違和感と疑問から始まった取材は、やがてそうせざるを得ない切実さがこの社会を覆っているという事実に突き当たる。一体何がそうした視聴スタイルを生んだのか？いま映像や出版コンテンツはどのように受容されているのか？あまりに巨大すぎる消費社会の実態をあぶり出す意欲作。

目次（「BOOK」データベースより）

序章　大いなる違和感／第１章　早送りする人たちー鑑賞から消費へ／第２章　セリフで全部説明してほしい人たちーみんなに優しいオープンワールド／第３章　失敗したくない人たちー個性の呪縛と「タイパ」至上主義／第４章　好きなものを貶されたくない人たちー「快適主義」という怪物／第５章　無関心なお客様たちー技術進化の行き着いた先

著者情報（「BOOK」データベースより）

稲田豊史（イナダトヨシ）
１９７４年、愛知県生まれ。ライター、コラムニスト、編集者。横浜国立大学経済学部卒業後、映画配給会社のギャガ・コミュニケーションズ（現ギャガ）に入社。その後、キネマ旬報社でＤＶＤ業界誌の編集長、書籍編集者を経て、２０１３年に独立（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

商品レビュー（278件）

総合評価: 4.00

ブックスのレビュー（5件）

レビューを見る（5件） / 書く

(無題)

Rakuten-AK

評価 5.00

投稿日：2023年12月23日

私自身も動画を早送りで視聴するため、その心理を研究すべく購入しました。

0人が参考になったと回答
(無題)

魚崎猛虎

評価 4.00

投稿日：2022年12月30日

会社生活にもタイパの波が押し寄せている。
無駄の無い文章力、的を得たキーワードを知る知識が必要。

0人が参考になったと回答
(無題)

購入者さん

評価 4.00

投稿日：2022年11月09日

映画を早送りで見るなんて⁈と思っていたが、そういえば何かのレクチャー動画など、知りたいことのためには、自分でも早送りをしている事はあった。ただ、映画だと何のセリフもないときの表情、しぐさや間の長さに、何らかの意図があるのだから、そこを早送りすると、全体の雰囲気が違ってしまうのではないか？と思う。そもそも、映画を見ると言う行為の捉え方に違いがあるらしい。今までは、映画館などで、その映画に没頭してみると言うことが鑑賞であった。今は、鑑賞と言う時間の余裕がなく、そのコンテンツを消費すると言うことらしい。鑑賞と消費、こう言われるとただただ納得する。今までも、人によってその作品等の受け取り方は違っていたが、鑑賞と消費と言う違いは、ますます人の受け取り方の幅を大きくしていくのだろうなと思った。時代が変化していく中で、共通認識と言うものは、だんだんバラバラになっていくものなのだろうか？

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