1,320円(税込)
心のまえに目線をつかめ。
年間250日の研修実績を誇るNo.1プレゼン講師がその「手の内」をすべて公開!!
「1対1」の企画提案から「1対多」の営業・交渉まで役立つ「視線誘導」の技術とは…?
大手上場企業から初等教育の現場まで、200社超が大絶賛した「実証済みメソッド」
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西脇さんの講義を聞く機会があり、興味があり手に取った本。
今思えば、講義の中でも本書に書かれたことが数多く実践されていたなと納得した。
パワポの資料作成のコツや話すストーリー展開、話し方についてよくまとまっていると感じた。特にプレゼンのゴールは、『相手を動かすこと』と定義して、どのような工夫をしていくと良いかよく学ぶことができた。
プレゼンのための本かと思ったが、日常生活で営業をする時にも活かせそうな話が数多くあり、非常に参考になった。この手の話は、学校生活はもちろん、社会人になってもあまり聞くことがないので、読んでもらうことをお勧めしたい。
プレゼンは「目線」で決まる
No.1プレゼン講師の 人を動かす全77メソッド
著:西脇 資哲
目の動きでプレゼンを考えるのが本書です。
行動を起こすためにプレゼンをするというのが直接的でよかった。
相手の目が見ていないものについて、伝えても、99.9%理解されない
何かを伝えたければ、まず、それを、「見てもらう」ことが大前提なのである
「自分が伝えたいこと」と「相手が見ていること」を一致させる ― 「視線誘導」ができているのです
すぐれたプレゼンターは、つねに聞き手の目線を確実につかんでいます
■概要
何のためにプレゼンするのか
ズバリ、「相手を動かす」ため、「相手を動かして、お金を頂くこと」です
スライドを見直すときには、「どう伝えれば相手が動いてくれるか」という視点を入れるべきなのです
相手を動かすという成果にフォーカスした場合、
プレゼンを決定づけるのは、「どう伝えるか」でなく、「何を伝えるか」
そのプレゼンを通じて相手にどんなアクションを取らせたいのか、をはっきりさせる
人間の頭は、「いま、目で見ている情報」だけを受け入れます
つまり、「見ていること⇒聞いていること⇒理解すること」
大衆の前に、プレゼンをするとき ⇒ 聞き手がはじめから聞く態度になっていることを期待しない
プレゼンがうまくなるためには、うまくない人のプレゼンをたくさん目にする
⇒減点主義でマイナスを減らす
プレゼンは開始1分前まで修正する、よくする
誤字脱字も集中力を削ぐ要因になる
レーザーポインターは使わない、当たっている先ではなく、レーザー光そのものをみる、うつった空気中のごみをみるから
テクニック ①スライド + ②シナリオ + ③トーク
■スライド
1つのスライドの情報量をへらす
1スライド 1ワード
言葉の重複をなくし、できるだけシンプルにする
聞いてみたい、タイトル、にする
スライドに、相手が起こすべき行動を入れる⇒つまり、動詞をいれる
ページ番号はいれない、入れ替えとかがあるので、番号がとんでいると聞き手はそこが気になる
フォントは、メイリオ
目線を向けてほしい部分の周辺に空白を作る
余白と空白は似て非なるもの
数字は全角より半角のほうが見やすい、カンマ区切りも入れる
赤は、重要なところという先入観がある
矢印、図形も、左⇒右、上⇒下 に配置する
スライドの上半分に重要なメッセージを入れる
表は加工が不可欠
グルーピングに不要な枠を取る
配置をそろえる
箇条書き、字下げ、空行 で分かりやすくする
■シナリオ
ストーリーラインは面白ければ、面白いほうがいい
本題に費やす時間は7割、のこりの3割で、課題提起に当てる
大きな話題から始めて、小さな話題に移っている
シナリオ序盤で聞き手の期待に応える
ほしいと思わせる3つのストーリ
①サクセスストーリー
②レアストーリー
③ホラーストーリー
5つのレアストーリー
①期間の希少性
②数量の希少性
③立場の希少性
④優位の希少性
⑤回数の希少性
プレゼンの骨格を「A1一枚」にまとめる
順序にこだわる
①トピックの順序
②紹介する順序
③箇条書きの順序
④表やグラフの順序
⑤イラストの順序
大事なのは、なぜその順序になっているか、「理由」を言えるか
シナリオの流れがきまったら、スライド間をなめらかにする
①一貫性のチェック
②ブリッジ挿入
相手のほしいを創り出す(デマンド創造)
⇒デマンドを満たす解決策を提示
⇒聞き手を動かすための具体的提案
シナリオをつくったら、簡易版のシナリオも合わせて用意する
聞き手はだれか、また、決定者はだれか
■トーク
最初の言葉をいいよどまないように注意する
自分の名前を2回伝える
終わるときのフレーズをきめておく
⇒「こちらがみなさまのお役に立てることを願って、プレゼンを終わりにします」とか
場を和ませるためにつかみを入れる 何気ない質問を投げかける
プレゼン冒頭で、終了時間について、触れておく
すぐれたプレゼンテーターは、自分目線ではなく、聞き手目線
業界用語、専門用語、社内用語はつかわない
聞き手の視線をうける 手をたたくよりも、間を上手につかう
プレゼンは、真正面に座らない、接続詞がでるたびに、身体の向きを変える、歩き回る
あなたのため、聞いてくれる人のために、全力で心をこめてプレゼンする
質疑応答のときに、聞き手に行動を起こしてもらう最大のチャンス
まずオピニオン(意見)をいく、それから、それを裏付ける、ファクト(事実)を説明する
Contents
Prologue「目線」をつかめば、「人」は動かせる
Chapter1 プレゼンは「目線」で決まる
Chapter2 西脇式プレゼン1―スライドで目線をリードする
Chapter3 西脇式プレゼン2―シナリオで目線をリードする
Chapter4 西脇式プレゼン3―トークで目線をリードする
Epilogue「伝えるものへの愛」はありますか?
ISBN:9784478065167
出版社:ダイヤモンド社
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1500円(本体)
発売日:2015年06月18日第1刷
発売日:2017年05月22日第6刷
プレゼンテーションをする人にとっての必読書である。
プレゼンテーションについて筆者の経験に基づきその技法をまとめた書籍である。スライドの作りではなくあくまでも会場やオンラインで登壇する場合の留意点がふんだんに記載されている。
本書のタイトルにもある「目線」。これをキーワードにいくつかの観点からプレゼンテーションを俯瞰したり、細部について述べている。氏のプレゼンテーションは分かり易いという定説がある。本書のそれが活かされている。
本書が面白いのは、そのプレゼンを見る人。視聴者からどういう印象を持たれるか。この点について多くの紙面を割いている。その認識自体が客観的であり、その対処も筆者独自の哲学に基づいている。そういう意味で説得力がある。
プレゼンを仕事にするなら何度でも読み返したい。そんな本である。
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