Angenieux

評価 5.00

投稿日：2011年05月16日

山種証券の創始者である山崎種二氏をモデルとした作品とのことです。
米問屋の丁稚小僧から叩き上げて相場の世界で大成した主人公春山豆二と彼の周りを取り囲む一癖も二癖もある人物、そして、五・一五事件や日中戦争、第二次世界大戦を経て経済成長期に至る世相と相場の世界の関わりを描いて、間然とするところがありません。
城山さん一流の、思い入れに満ちていながらも淡々とした客観的な立ち位置で、時代と人物が生き生きと描かれていて、一気に読ませてくれます。
的確で豊富な情報と冷製で勝れた分析力に基づく商売の読みとリスクヘッジのバランス感覚の大切さを、改めて教えてくれました。
とても豊かな読後感です。

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curios_y

評価 4.00

投稿日：2010年11月25日

店頭で見つからなかったので、購入でき満足です。

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購入者さん

評価 5.00

投稿日：2009年12月20日

一度読んでみたかった城山三郎氏の株小説です。期待どうりでした。

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