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秋の夜、下町の庭園での虫聞きの会で殺人事件が。殺されたのは僕の同級生のクドウさんの従妹だった。被害者への無責任な噂もあとをたたず、クドウさんも沈みがち。僕は親友の島崎と真相究明に乗り出した。
毎年、九月末になると「白河庭園」で行われる、虫聞きの会。もう二十年近くも続いているという、そんな風流な催しに、僕が行く気になったのは、一にも二にもクドウさんのためだった。毎年家族で訪れているというクドウさんと偶然を装って会うはずだった。それなのに…。-殺されたのはクドウさんの従姉だった。事件は思いがけない方向に進んでいき無責任な噂があとを絶たない。僕は親友の島崎と真相究明にのりだした。大好きな彼女は僕が守る。
宮部みゆき(ミヤベミユキ)
1960年、東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール読物推理小説新人賞を受賞。89年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。93年『火車』で山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を、99年には『理由』で直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
宮部みゆきファンの家族の為に購入。
読むのはまだ先のようですが、喜んでくれていました。
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今夜は眠れないの本を読んだので、こちらも買ってみました。
主人公の気持ちが良く分かりました。私も同じような事があれば、主人公と同じラストになるだろうと思いました。少し切ないですが…
この本は中高生など、学生さん向きかもしれませんね。
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『今夜は眠れない』の続編で主人公は中学一年生が事件に巻き込まれ、中学生目線の中で事件が展開され、読みやすく面白い作品です。
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『今夜は眠れない』の続編。中学生コンビが今度は殺人事件に巻き込まれる。ちょっと読後感がよくないのは、身勝手さということについて考え込んでしまったからか。うーん、中学生くらいってけっこう身勝手なものじゃないんですかねえ。たぶん、この主人公とか主人公の親友とかはいわゆる「よくできる」子供のほうに分類されるわけだよね。でも誰かに何かを期待しておいて、それが自分の思った通りではなかったからといって幻滅してしまうというのはどうなんだろう。それによって彼らが思っていたすべてが無に帰してしまうんだろうかな。感情の問題と言ってしまうとそうなんだが。まあ、ぼく自身この手の行為を「許せる」ほど大人でもないんだけどね、でも自分が「許せる」とか「許せない」とか口にできるほど大したものかとも思ってしまうわけ。あーあ、そういう意味では子供たちは純粋ってことで、その純粋な残酷さについて作者はうまく描いているってことなんだろうなあ。複雑。
【言葉で表されない、主人公と島崎の信頼の強さを感じた】
・前作の内容から、島崎は最初から事の顛末を知っているのかと疑って読んでいった。やはり、全てを先回りしていた。
・主人公が前作より子供らしく思えた。クドウさんの行動をどうしても許せなかったのは、彼氏である自分に話してくれなかった事が大きな要因だと感じた。
・物語の終わりはハッピーエンドとはいえないが、主人公と島崎の友情を感じた。
共学の中学一年生というのは楽しそうでいいなあ、と男子校出身者としてうらやましく思う小説。もちろん起きているのは殺人事件だからうらやましくないのだが。
テレクラ問題を絡めた宮部さんらしい小説だが、問題の膨らませ方が強引な気がした。
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