1,936円(税込)
ギロリと眼を剥く曾我蕭白の雲龍図、岩佐又兵衛の血みどろ絵巻、そして大ブームを巻き起こした伊藤若冲の白い象──。花鳥風月を優雅に愛でる日本美術史の片隅ですっかりキワモノ扱いされていた「奇特な」画家たちを発掘し、ニッポンの美に禍々しき愉楽を与えた立役者。その自由な精神を育んだ生涯を綴る、初めての自伝。※単行本に掲載の図版・写真の一部は、電子版には収録しておりません。
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若冲と聞くと「ああ、あの白い象」と思い浮かぶ人も多いのでは。今でこそ人気の若冲だが、再発見され、見直されるようになったのは、約45年前に出版された一冊の本がきっかけだった。
その著者の回想録である本書は、日本の美術史を振り返る一冊でもある。
名古屋・岐阜も所々出てくるので、より身近に美術史が感じられる。
伊藤若冲を再評価したことで有名な辻惟雄氏が自分の生い立ちから数々の業績を綴ったものだ.自伝を自分が書いているからだろうが、苦労して勉強した件はあまりないが、見えない所でかなりの努力をされているに違いない.運も良かったと述懐されているが、運も実力だ.楽しい自伝だ.
自伝のようで作品論でもあり、非常に面白かった。日本の作品を見るために、アメリカまで行かないと駄目なのは、少し寂しいことだ。でも、ブライス夫妻のような人のおかげで作品もいい状態で残ったのかもしれない。
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