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戦後ハリウッドの映画界でもがき、爪痕を残そうと奮闘した特殊造形師・マチルダ。
脚光を浴びながら、自身の才能を信じ切れず葛藤する、現代ロンドンのCGクリエイター・ヴィヴィアン。
CGの嵐が吹き荒れるなか、映画に魅せられた2人の魂が、時を越えて共鳴する。
特殊効果の“魔法”によって、“夢”を生み出すことに人生を賭した2人の女性クリエイター。その愛と真実の物語。
戦後ハリウッドの映画界でもがき、爪痕を残そうと奮闘した特殊造形師・マチルダ。脚光を浴びながら、自身の才能を信じ切れず葛藤する、現代ロンドンのCGクリエイター・ヴィヴィアン。CGの嵐が吹き荒れるなか、映画に魅せられた2人の魂が、時を越えて共鳴する。特殊効果の“魔法”によって、“夢”を生み出すことに人生を賭した2人の女性クリエイター。その愛と真実の物語。
深緑野分(フカミドリノワキ)
1983年神奈川県生まれ。2010年「オーブランの少女」でミステリーズ!新人賞佳作に入選。13年に入選作を表題作とした短編集でデビュー。18年刊行の『ベルリンは晴れているか』はTwitter文学賞国内編第1位、本屋大賞ノミネート、直木賞候補となるなど大きな話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
第一章のマチルダと第二章とヴィブの対比が感深い。
女性の働く環境も整備されて働きやすくなっているのに、ヴィブの方が働くのが辛そうで、精神を病んでいる。
マチルダは厳しい中、新しい世界に飛び込んでいくのが70年代アメリカ映画のような、夢と希望に溢れている感じ。
映画だけではなく、世の中そうなのかな…
学生時代はレンタルビデオ屋、映画館で働く位映画が好きだったのに、今はアカデミー賞すら良く分からない…
映画が好きだったけど、好きでは続かない業界なんだろうな。
最後にマチルダがスタッフロールに載れて報わてた。
映画に情熱を持って働くクリエイター達を読んで私も今の仕事を頑張ろうと思った。
特殊造形=実写vsCG、アナログ対デジタルは、
ひいては価値観の対立にもなるのだと思う。
クリーチャーXを軸に、創造の楽しさと苦しさ、女性の活躍、技術革新などさまざまなテーマが描かれる。
前半の主人公マチルダはとても魅力的だが、その分、特殊造形については「取材して書いた」感があからさまなのが残念。
後半CG技術の方が、テクニカルな解説なのに自然に理解できた。
外国を舞台にした深緑さんの作品を以前も読んだけれど、
登場人物は外国人なのに、セリフの雰囲気や思考回路がとても日本人的なところに、あらためて違和感を感じる。
それが読みやすさとも言えるけれど。
翻訳小説みたいな雰囲気になると、もっと面白そう。
・テーマ/世界観 ★★★★★
・背景描写 ★★★★★
・キャラクター ★★★★★
・インパクト ★★★★
・オリジナリティ ★★★★
・テンポ/構成 ★★★★★
・文章/語彙 ★★★
・芸術性 ★★★
・感動/共感 ★★★★★
・余韻 ★★★★
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