複数枚併用のススメ
和食器には全て同柄ではなく、各々に少し違った柄で組になっている物があります。その考え方は実に素晴らしいと思っていて、僕は凄く影響されています。同じなんだけど違う、その方向を僕なりに増幅しましたのが印判鳥獣五画という直径18cmの平皿群です。図案を描いてくれたのは世界に名を馳せるデザイナーのクラウス・ハーパニエミ。5種類の異なる動物、各々に異なる縁飾りをデザインしてもらい、それを僕なりにベストバランスで配置しました。直径18cmの平皿は、おかず用としても取皿としても使えるので用途が広い。つまり、いいサイズです。そして、このお皿がなにより映えるのは5枚一緒に使う時、複数同時に使う時です。ちらし寿司や手巻き寿司の銘々皿として使いましたら実に素晴らしい見栄えとなります。だから、なるべく違う柄で複数枚持っていてください。3枚か?5枚か?割れない枚数、いいと思います。
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