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深化するシギント(通信傍受)と果てなき情報のドラグネット(地引網)、日進月歩で開発されるマルウェアやコンピューターウイルスーー世界中のあらゆる情報通信が行きかうサイバー空間は、今や陸・海・空・宇宙に次ぐ「第五の戦場」と化している。スノーデン事件やウィキリークスはもとより、肥大化する中国のサイバー活動の脅威、諸外国と日本の対応など、国際情勢を裏で揺さぶる「情報の戦争」の実態をレポートする。
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アメリカNSA(国家安全保障局)による悪質な個人情報収集の実態を暴露した元職員のエドワード・スノーデンが2013年に指名手配となり、ロシアに亡命したニュースは記憶に新しい。米英を初めとする先進国だけでなく、ロシアや中国を巻き込んだ「情報戦争」は実はもうとっくに始まっており、世界中のあらゆる情報通信が行き交うサイバー空間は、今や陸・海・空・宇宙に次ぐ「第五の戦場」と化している。産経新聞のロンドン支局長を務め、現在もイギリスを拠点に国際ジャーナリストとして活躍する著者が世界サイバー戦争の実態を描いた一冊で、特に「軍産学民」が一体化した中国の脅威は日本人として是非とも知っておくべき。憲法9条や個人情報保護法とかの足枷(あしかせ)によって圧倒的に出遅れ、他国からやられ放題の日本は「サイバー防衛先進国」などという生半可なレベルを目指してる場合ではない?
タイトルに「最新報告」とあるが、執筆時点でのFactの収集に重点を置いて執筆されたように感じた。
いろいろなFactに触れられてはいるが、全体を通して著者がそこからな何を訴えようとしているのかの主張がよくわからなかった。単に、危険が増しているという注意喚起をしたいだけか。それに対してどのように対策を練るべきかという点が主張であるべきだと思えるのだが。
それぞれのFactについては別によく書かれた本があるので、そちらを読むほうが有益であるように思う。
日本では技術の視点に偏りがちな「サイバーセキュリティ」を、社会、安全保障の視点から記述した書。サイバー空間の「情報戦」の多様さに注目。技術だけでなく、制度、政策面での対応の重要さをあらためて感じる。
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