世界的に大ヒットしたゲームのアイコンとなったことで、「脳トレの川島教授」は一人歩きを始めた。日本の街中に顔があふれただけでなく、スペインの地下鉄のポスターや、イタリアのテレビCMにまで登場。そのうえ研究者たちからは「科学的じゃない」との批判が始まり、果ては税務調査までやってくる始末……。「基礎科学研究の社会還元」とは何か。「脳ブーム」の功罪とは。渦中にいた当事者が初めて沈黙を破った手記。
まだレビューがありません。 レビューを書く
ニンテンドー3DS「鬼トレ」を日常的に行っているので購入。ちなみにこの本はそれ以前に書かれたもの。
脳トレがどのような過程で効果があることが分かったのか、一時期流行った脳トレブームに関して作者の身の回りで起こった変化が本音で綴られている。
老人ホームにて行われた計算の実験の様子を読むと確実に脳を健康にする効果があるものだと実感し、自分も日頃から脳のトレーニングをして物事を効率的に進めたりなどできればと思った。
読み物としても面白い本です
右脳・左脳、男脳・女脳、Aha体験、脳トレ、、、どれも同列で認識していました。
この本では、まっとうな科学者である川島教授が脳トレにどうかかわってどうなって、どうすべきかを提案されています。
本書では、栄養研究所のホームページからの引用として
1. 具体的な研究に基づいているか
2. 研究対象はヒトか
3. 学会発表だけでなく論文になっているか
4. 精度の高い研究デザインか
5. 複数の研究で支持されているか
のランクで情報の信頼性について判定するようにとアドバイスしています。
残念ながら(出版して5年以上経つので)栄養研究所のホームページは見つからなかったのですが、
http://www.t3.rim.or.jp/~pxcqahid/newpage6.htm
↑ここを一読されればと思います。
脳トレは科学的根拠をもって(一過性のブームでなく)認知症をはじめ様々な効果があるとのことでした。
「脳トレ」の川島隆太教授の本。著者の脳科学にかける情熱と実績、科学者としての矜持を感じます。脳の活性化には朝ごはんをしっかり食べ読み書き計算で頭を使う、認知症の予防と改善には学習療法というのが自分と親、家族に活かせる教訓です。でも著者の研究成果への反論の反論がちょっとなー。
ランキング情報がありません。
ランキング情報がありません。
電子書籍のお得なキャンペーンを期間限定で開催中。お見逃しなく!
※1時間ごとに更新
ロバート・キヨサキ
1,650円(税込)
前野ウルド浩太郎
1,650円(税込)
栗原毅
1,650円(税込)
日本科学情報
825円(税込)
岡田 尊司
550円(税込)