737円(税込)
人が月に住む近未来の日本に、独立を宣言し、鎖国状態の「江戸国」が出現した。上質の阿片が海外に出回り、その産地として日本をはじめ諸外国から槍玉に挙げられた江戸国。老中から探索を命じられた「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守は、阿片を祭祀に使用する異人たちが住む麻衣椰村に目をつけ、辰次郎や松吉に真相の究明を命じるがーー。『金春屋ゴメス 異人村阿片奇譚』改題。
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現代の日本の国内に、独立を宣言し治外法権を認められた鎖国状態の江戸国。
その江戸国はかつての江戸時代のままの暮らしを送る。
上物の阿片が出回り、日本やその他諸外国から槍玉に挙げられるが...
金春屋ゴメスこと長崎奉行馬込播磨守が、冷酷非道、無慈悲に今日も裁きを下す。
前作は爽快感が強い作品だったが、本作は自作に繋ぐ布石感が強い印象でした。
上下巻の上巻的な。
芥子の花 金春屋ゴメス
第17回ファンタジーノベル大賞受賞作の第2作。
日本の中に再現された江戸。独立自治国として鎖国政策を取り、江戸時代の江戸の暮らし、文化をそのままにしているというのが設定です。
その中で、長崎と同じように交易の窓口を作り、そこを治める長崎奉行の通称ゴメスを筆頭に個性あふれる面々が阿片の抜け荷の捜査に活躍というのがあらすじです。
基本的にはゴメスのキャラクターが立った時代小説なのですが、ゴメスのキャラがちょっと漫画チック過ぎて、ちょっと減点対象でしょうか。
物語は続く。。。という感じなので、江戸を倒そうとする勢力との戦いを予感させる次作にも期待です。
竹蔵
新キャラ三好朱緒に男どもデレデレやけど、麻薬の流出で江戸存続の危機に緊張、辰次郎潜入捜査す。この話、キャラのわりに爽快感薄いんやなあ…。
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