671円(税込)
事前に知りながら、なぜ金正日の長男は国外退去となったのか。JCO放射線事故の対応に、政府はなぜ4時間半もかかったのか。オウム真理教教祖逮捕を確認できないまま閉会した対策会議のお粗末さとは?……小泉政権から村山内閣時代までの大事件を遡り、極秘の政治情報を駆使しながら、危機管理体制の舞台裏を生々しく再現。「国家の情報機能」の弱体ぶりを告発した傑作ドキュメント。
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事前に知りながら、なぜ金正日の長男は国外退去となったのか。JCO放射線事故の対応に、政府はなぜ4時間半もかかったのか。オウム真理教教祖逮捕を確認できないまま閉会した対策会議のお粗末さとは?…小泉政権から村山内閣時代までの大事件を遡り、極秘の政治情報を駆使しながら、危機管理体制の舞台裏を生々しく再現。「国家の情報機能」の弱体ぶりを告発した傑作ドキュメント。
福島第一原発に関する本かなと思って購入したけど、1996年単行本化、文庫本は2001年発行だった。
1994年から2001年に起きた”大事件”に際して、政府官邸への情報の齟齬、未達、遅れを取り上げて、危機管理体制さらに”被害管理体制”への”提言”へと話を広げた本。
2011年3月の東北での地震でも官邸のテイタラクは取りざたされたが、一方で行政機関の問題点は話題に上らない。
本書では、書名から官邸の問題かと思ってしまうが、実際の情報を握る「お役所」の問題を取り上げていて、言い古された縦割り行政や縄張り意識が、いかに緊急事態に対応出来なかったかを書き連ねる。
出版後10年経っての大災害において、どのように官邸や行政機関の危機管理体制が”進歩”したかを振り返ってみるのに最適な本と言えるかな。
情報の扱いって難しいものだ。政府の中枢ではもっとマトモなことをやっているのかと思っていたが、どうもそうではないらしい。
20年前の話ではあるが、今はどうなっているんだろう。
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