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じつは危ない野菜 (ワニブックス〈plus〉新書)

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商品説明

内容紹介(「BOOK」データベースより)

野菜を食べてりゃヘルシー、と思い込んでいませんか?『じつは怖い外食』の著者が「日本の野菜」に警鐘を鳴らす!「野菜選びのコツと野菜を味わいつくすレシピ集」を収録。

目次(「BOOK」データベースより)

第1章 真っ当な野菜が消える(赤ちゃんがつかんだキュウリ/真っ当な野菜ってどんな野菜? ほか)/第2章 農業の産業化で失われた4つのこと(食事が人、そして社会を作る/農家は自家用の畑に農薬を使わない ほか)/第3章 真っ当な農家が減った理由(「転用期待」/戦後の遺物「農地法」が生む矛盾 ほか)/第4章 真っ当な野菜を取り戻すために(小規模であることに意味がある/田口さん、そして自然肥料との出会い ほか)/第5章 真っ当な野菜を大切に味わいつくす(真っ当な野菜の見分け方/野菜をおいしく味わいつくす方法 ほか)

著者情報(「BOOK」データベースより)

南清貴(ミナミキヨタカ)
1952年東京都生まれ。フードプロデューサー。一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事。95~2005年、東京・代々木上原にレストラン「キヨズキッチン」を開業。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した創作料理を考案・提供し、業界やマスコミからも注目を浴びる。以降「ナチュラルエイジング」をキーワードに、全国のレストラン、カフェなどの業態開発、企業内社員食堂やクリニック、ホテル、スパなどのフードメニュー開発に力を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

商品レビュー(4件)

総合評価
 2.75

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ブクログのレビュー(4件)

  • 評価3.003.00
    投稿日:2021年03月08日

    「じつは危ない野菜」南清貴(著)
    「じつは安全な野菜」という本を読む気しないが、「じつは危ない野菜」と言われれば、なぜ危ないのか知りたくなる。野菜があまり好きではない私にとって、危ない根拠があれば、嫌いな理由が説明できるという動機の不純さによってこの本を読んだ。著者は渋谷区のレストラン「キヨズキッチン」を経営していた経験とオーガニックレストラン協会なるものをやっている人なので、いかがわしさはない。しごく真っ当な人のようだが、やはり、「あぶない」本を書くと雑になってしまうなぁ。
    食事は、多くは野菜によって構成される。昔の野菜と比べて、現在の野菜が栄養価が落ちているというのは、品種、栽培技術、気候の変動などで見るとしたら、著者は「真っ当な野菜」がなくなっているという。それは、在来種の野菜がなくなり、F1種子が蔓延したことが大きいとしている。F1種子でつくった作物から種子をとっても同じ作物ができないということから種苗ビジネスが成り立つ。農家は、種子を種苗屋から買うしかなくなった。
    F1種子は、肥料や農薬を前提として、耐肥性を獲得した。たくさん肥料や農薬をやって、水ぶくれ状態になっても作物は育つ。収穫物は均一性、同時性、収穫量の向上という、コスト、納期、規格という経済の効率性にそったものとなった。そして、何よりも見栄えが良くなった。
    私が、種苗ビジネスを始めた頃は、キューリに白い粉が吹いていて、キューリらしい香りと味がしたが、その白い粉が農薬に見えるということから、ブルームレスキューリに大きく変わった。そのことで、キューリの美味しさというのはなくなった。結局、くせがなくなり、個性がなくなった。
    そんな風に、経済効率性と見栄えの良い野菜が日本の野菜の市場を占めるようになった。そして、伝統的な在来種の野菜は駆逐され、その食べ方も消え去り、それを説明できる街角の八百屋も消滅した。ラッピングされた綺麗な行儀の良い野菜がスーパーの店頭に並ぶようになった。野菜の個性や質よりも、量と効率性と安さが重視された。そのことから著者は野菜が真っ当ではなくあぶないと言っている。この本の筆の進め方が、少し乱暴すぎるのが気になり、科学的な根拠に乏しいのが残念である。有機農業においても、F1種子を使っているところもあるという。
    そんな中で、①食の安全②人のつながり③社会的な豊かさ④生きた土が消滅したという。
    また、便利さや手軽さを強調するあまり、野菜カット工場では、殺菌剤や鮮度保持剤が使われ、薄っぺらい野菜をドレッシングをかけて食べる有様。そのような野菜を食べて、健康になると言えるのか?また、硝酸態窒素の多い野菜も多いという。著者はそんな現状から、伝統的な野菜を流通させるために、東京から離れ、岐阜県大垣に住んで、安全で安心な野菜を届ける仕事をしている。
    良い野菜とは①ずっしりしている。②みずみずしいが、水っぽくない③固くしまっていて、ブカブカしていない。④色が鮮やかであること⑤切り口が変色したり葉先が変色していないなどを選ぶことを強調している。
    確かに、野菜自体の質が大きく変化して、栄養価がなくなり、肥料過剰の上に、農薬を使用してあっても消費者にはわからない。そこから、真っ当な野菜を作ることが本当に求められていると痛感した。本当に農業の未来のことを考え、ビジョンを描きなおす時期に来ている。

  • 評価3.003.00
    投稿日:2019年01月27日

    スーパーで安売りしている野菜ではなく、安全な在来種を食べましょうというのは理屈としてはわかるのですが、実際問題コストとの兼ね合いで実現は難しいかと思います。

    まずは、野菜ジュースやコンビニのサラダなどで野菜と採った気にならず、スーパーの安売りの野菜でもいいから自炊をするところからでしょうか。

  • 評価3.003.00
    投稿日:2016年03月06日

    日本の野菜の現実を記載した本です。
    単に野菜を食べていれば健康を維持できる,というほど単純ではないことが分かります。

    この本に記載されている内容を信じるか信じないかはともかく,読んでおいて損はありません。

    私もできることから意識して始めていこうと思います。

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