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イスラエルがすごいーマネーを呼ぶイノベーション大国ー(新潮新書) (新潮新書) [電子書籍版]
熊谷徹

858(税込)

商品情報

  • 著者:   熊谷徹
  • レーベル:   新潮新書
  • 発売日:   2018年11月23日
  • 出版社:   新潮社
  • 商品番号:   4340008039901
  • 言語:   日本語
  • 対応端末:   電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ

商品説明

内容紹介

世界の目がイスラエルに集中している。軍事技術、サイバー・セキュリティ、自動運転技術関連の開発力から「第二のシリコンバレー」と呼ばれ、毎年1000社を超すベンチャーが起業。巨額のマネーが流れ込んで、いまや米国に次ぐイノベーション大国なのだ。とりわけドイツと中国が急接近、日本は取り残されるばかりだが……。欧州から取材し続けてきた著者だからこそ見えてくる日本の危機とビジネスチャンスとは。


商品レビュー(7件)

総合評価
 3.29

楽天Koboのレビュー

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ブクログのレビュー(7件)

  • 評価5.005.00
    投稿日:2024年10月14日

    『高い技術力を有している中東のシリコンバレー。日本ではあまり知られていないイスラエル』
    ・ユダヤ人の思考、教育が高い技術を生む
    ・精鋭軍部隊の出身者が起業してイノベーションを起こす
    ・建国をしたが様々な問題を抱えている
    ナチスドイツ時代の反省・謝罪を継続しているドイツ。
    脱欧米を念頭に中国に接近するしたたかさを持つ。

  • 評価2.002.00
    投稿日:2024年08月20日

    夜と霧に続き、この本を読んでいる。別に意識はしていなくて、たまたま読もうと思っただけなのだが。無意識とは怖いものだ。
    まず自分がイスラエルについて何も知らないことを知った。もちろんパレスチナ問題についてのおおまかな歴史や事情は知っているが、イスラエルの国民性とか経済関連については無知。またまた恥ずかしくなってしまった。

    イスラエルは中東のシリコンバレー。人口約900万人。テルアビブはイスラエルの経済活動の心臓部。気候にも恵まれており、不動産価格も上昇中。出張先としても人気だし、食生活もとても豊かだという。移住したり、リゾートマンション買う人も増えているそう。

    電子諜報機関である8200部隊の話が魅力的。8200部隊出身者が、ベンチャー企業の立ち上げに携わっているという。軍事で使用されている高度技術者を修得したものたちが、それらの技術を民間で展開すべくベンチャー企業を立ち上げているのだ。今やイスラエルの企業は各国から注目され、共同開発、買収、投資とさまざまなオファーを受けている。

    イスラエルは人口900万人に対し、約5,000のベンチャー企業があり、かなりの高密度の様子。この起業精神はどこからくるのか。
    一つはフッパー精神というものがイスラエルに根付いていることらしい。フッパー精神とは知性や論理性に裏打ちされているが故に、物怖じしない態度。「権威を信用するな、あらゆることを疑え」。
    ユダヤ人は歴史の中で、これまでの常識や伝統があっけなく崩壊し、周囲の環境が自分たちに突然牙を剥くという経験を何度も味わってきた。住み慣れ対し土地から追放された彼らの身を守ったのは知識と技術。フッパーで武装し、失敗にめげずにチャレンジしていく姿勢がベンチャー企業の誕生を促進している。
    もう一つは移民国家であること。知識があればどこでも暮らせる。移民は全く新しい環境でゼロから全てを築き上げるので、自分の力を信じるしかない。この知恵を絞って、猛然と働く感じがベンチャー企業誕生には必要なのだ。

    イスラエルとドイツのこれまでの歩み寄りについてはこれまで全然考えたことがなかった。イスラエル建国60周年のメルケルの言葉が心に残る。「(ナチスによる犯罪という)ドイツの歴史の中の道徳的な破局について、ドイツが永久に責任遠認めることによってのみ我々は人間的な未来を形つくることができます。つまり我々は過去に対しても責任を持つことにより始めて人間性を持つことができるのです」ドイツはナチスの犯罪を心に刻み込む続ける文化なのである。
    パレスチナ問題はどのような経過を辿り、後世どのように引き継がれていくのか。歴史を刻む全人類の一員として、その行方を見守るのがわたしたちそれぞれの使命なのだ。

    最後に、旧約聖書の中では預言者モーセが神に反論することが許されているエピソードが私をほっこりさせた。ユダヤ教では神にすら反論するのだから、「権威を信用するな、あらゆることを疑え」精神がかなり根付くのも頷ける。


  • 評価3.003.00
    投稿日:2024年01月26日

    イスラエルと各国がどのように関係構築しイノベーションを起こしているかが読み取れた
    2018年とやや古新聞になっているので、最新の状況を知りたいと思ったし、もっと世界情勢に目を向けたいと思う。いつか行ってみたい国のひとつになった。

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