「親愛なるダディと、ぼくの大好きなメイ・プリンセス号へ」──豪華客船船長の父と少年をつなぐ寄港地への手紙。父の大切な薔薇を守る少年が告げた出来事とは──「薔薇盗人」。リストラされたカメラマンと場末のストリッパーのつかの間の、そして深い哀情「あじさい心中」。親友の死を前にして老経営者に起きた死生への惑い「死に賃」。人間の哀歓を巧みな筆致で描く、愛と涙の6短編。
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「ひなまつり」は泣きました。
女の子の、大好きなお父さんがほしい気持ちがとても切ないです。
「あじさい心中」を始め、浅田さんらしい粋でユーモアのある作品が並んでおり、とても良かった。
題名に惹かれて手に取りました。
正直、少々わかりにくいものもあったのだけど。
それは私の教養がないのか…。
でも、浅田節炸裂の1冊でした。
浅田次郎の短篇集。まあこれくらいの短篇集はお手のものとしたもので、全体的な密度は薄め。冒頭の「あじさい心中」は傑作だが、このレベルに到達している作品はほかになく、「ひなまつり」はできそこなった「鉄道員」だし、「死に賃」「佳人」はショートショートレベルのちょっと捻ったラストだけの短編。「薔薇盗人」も表題作にするほどの出来とは思えないなぁ。
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