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橘花抄(新潮文庫) (新潮文庫) [電子書籍版]
葉室麟

781(税込)

商品情報

  • 著者:   葉室麟
  • レーベル:   新潮文庫
  • 発売日:   2019年01月25日
  • 出版社:   新潮社
  • 商品番号:   4340008040361
  • 言語:   日本語
  • 対応端末:   電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ

商品説明

内容紹介

両親を亡くした卯乃は、筑前黒田藩で権勢を振るう立花重根に引き取られたが、父の自害に重根が関与したと聞き、懊悩のあまり失明してしまう。前藩主の没後、粛清が始まった。減封、閉門、配流。立花一族は従容として苦境を受け入れるが追及は苛烈を極め、重根と弟・峯均に隻腕の剣士・津田天馬の凶刃が迫る。己の信ずる道を貫く男、そして一途に生きる女。清新清冽な本格時代小説。


商品レビュー(27件)

総合評価
 3.96

楽天Koboのレビュー

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ブクログのレビュー(27件)

  • 評価5.005.00
    投稿日:2024年03月22日

    葉室麟にはずれなし。今回も本当に面白かった。史実とフィクションが入り混じり、昔の人が活き活きと生活している気配が強い。この本では最後の闘いがいつもよりも長く劇画調だったが迫力満点。大満足だった。相変わらず主人公の女性がとても魅力的で、読み終えると爽やかな気分になる。はずれなし。

  • 評価4.004.00
    投稿日:2023年07月02日

    現代にも通じる権力者交代に伴う粛清の嵐。藩のために憎まれ役であっても献身した結果が、あまりに酷い。
    父が自害した後、藩の重役である立花重根に引き取られた卯乃は、重根に慈しみながら育てらる一方で、藩主家の騒動と藩政の変換に巻き込まれていく。立花一族に襲いかかる数々の苦難。卯乃は周りの人々に助けられながら立ち向かっていく。
    重根の生き様は武士としてかくあるべきなのだろうが、やけに切ない。

  • 評価4.004.00
    投稿日:2022年02月11日

    日本史に疎いため、どこまでが史実で実在の人物なのか、どこからがノンフィクションなのか分からないが、その分素直に楽しめた。
    多彩な人物を配し、江戸の爛熟期、もはや”武”ではなく”政治”の時代に、己の保身をかけるもの、忠義に生きるもの、それぞれの運命が錯綜する。
    特に女性の姿が、昔の時代作家と違って生き生きとしているところが魅力的。
    様々な物語が並行して描かれているが、凛とした生き様には胸を打たれるし、茶道や香道の描きこみが彩を添えて魅力的な作品になっている。

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