968円(税込)
それぞれの噺の本質を捉え、落語を進化させ続けること。その上で「江戸の風」を吹かせること。これが「現代の名人」に求められる条件だ! 声質、語りの速度、所作といった身体論から、「抜け雀」「品川心中」「中村仲蔵」等の新たな落ちの創造に至るまでを、全身落語家が熱く語る。特別付録として、志らく版「鉄拐」一席を収録。
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・落語の面白さは物語にはなく、狂気、業、非常識、ナンセンス、時にファンタジー、時にエロス。
・落語には物語のセオリーたる「起承転結」の「結」がない。盛り上がったところでいきなり終わる。あまりにくだらないゆえ物語の続きまで興味がわかない。
・表現すべきは非日常・非常識の世界。
・落語には江戸の風が吹いていないといけない。
・落語は、非常識の肯定、業の肯定、イリュージョン。
雨ン中の、らくだ(赤めだかの65536倍は面白い)を読んだときも思ったが、立川談志の名を継ぐ度胸と覚悟があるのは志らくしかいないだろう、と改めて思わせる。
文章の流れもなめらかで、つるりと読めた。
折に触れて落語関係の本を手にするのだが、結果的に読んでいるのは立川流のものばかり。やっぱり立川流が好きなのかな。
志らくさんの落語は10年くらい前に双蝶々を生で聴いただけなのだが、今はどれだけ「進化」しているのか気になります。
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