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生麦事件(上)(新潮文庫) (新潮文庫) [電子書籍版]
吉村昭

572(税込)

商品情報

  • 著者:   吉村昭
  • レーベル:   新潮文庫
  • シリーズ名:   生麦事件
  • 発売日:   2012年09月01日
  • 出版社:   新潮社
  • 商品番号:   4340008007081
  • 言語:   日本語
  • 対応端末:   電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ

商品説明

内容紹介

文久2(1862)年9月14日、横浜郊外の生麦村でその事件は起こった。薩摩藩主島津久光の大名行列に騎馬のイギリス人四人が遭遇し、このうち一名を薩摩藩士が斬殺したのである。イギリス、幕府、薩摩藩三者の思惑が複雑に絡む賠償交渉は難航を窮めた──。幕末に起きた前代未聞の事件を軸に、明治維新に至る激動の六年を、追随を許さぬ圧倒的なダイナミズムで描いた歴史小説の最高峰。


商品レビュー(15件)

総合評価
 3.93

楽天Koboのレビュー

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ブクログのレビュー(15件)

  • 評価4.004.00
    投稿日:2024年05月05日

    R6(2024).4.13~5.4

    (きっかけ)
    友人からもらった。

    (感想)
    吉村昭先生の本、2冊目。
    1冊目は「桜田門外の変」。
    その時(2016年)の感想は、「様々な資料をもとに、関係者がどのように動いたかを淡々と綴っており、教科書みたいで読みにくい!」でしたが、今回は「それがいいね~」でした。8年で私も成長したのでしょうか。
    吉村先生の本を読むと、司馬遼太郎先生に叩き込まれた「長州藩すげえ」が、「長州藩、運がよかっただけでちょっとアレですね…」になりますね。勉強になります!

    で、「生麦事件」自体はこの上巻の最初に終わってしまって、「え、もう物語終わったんだけど…」となりましたが、このあとの描写がこの小説のメインなんですね。

    上巻では、生麦事件発生→幕府とイギリスの交渉(ここがメイン)→イギリス艦隊が薩摩へ。薩摩は迎え撃つべく武装強化

    まで。
    さてさて、この後は、まだ長州藩の暴走と、薩摩藩の成長がみられるのでしょうね。楽しみ!

  • 評価4.004.00
    投稿日:2022年11月05日

    かなり早い段階で事件が起こって、これからどうするん?と思ったけど、その後のほうが大事なのね………。攘夷と外国協調路線、薩摩藩、幕府、朝廷それぞれの思惑とパワーバランス。激動期をダイナミックに描く。

  • 評価4.004.00
    投稿日:2022年10月02日

    「法に従ったとはいえ、殺すのはよくない」「事に付け込んで列強が攻めにくる」。倫理面、政治面から薩摩側を責めたくなりがちだ。当の藩も嘘の言い訳をし、暗に非を認めている。ただ、当時の国際世論はあながち一方的でもない。NYタイムズは被害者側の無礼さこそを断罪している。攘夷は無謀だ。しかし、その後の歴史が証すように抵抗することで独立が保てた。生麦事件、下関戦争。どんな争いにも多面性がある。幕府、薩摩、長州、列強。今のところでどこにも肩入れして読んでいない。後編、薩英戦争。新たな視点が得られることを期待する。

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