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岡山の山野を駆けめぐる狩猟採集少年の魂をそのままに、動物行動学者となったコバヤシ教授。研究のため、教育のため、そして何よりも抑えきれない好奇心のため、“動物まみれ”の日々を送っています。あるときはプレーリードッグに借家を破壊され、またあるときは小さなヒミズに多くを学び、そしてまたあるときは飛べないドバトに求愛されーー。動物行動学のエッセンスに触れる、忘れがたき動物たちをめぐる十一の物語!
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新書版なので真面目な話・・・と呼んでたら、
真面目な話でも、やっぱり小林節で楽しかった♪
子ども時代と高校教師時代を中心に、
思い出深い動物たちと研究が書かれている。
その根本には、動物行動学がしっかりと、根太く、
あることにも感心させられてしまう。
他書にもちらちら登場した、ドバトのホバの話が、
1章あって、良かったです。
学問的なことは抜きにしても、とても面白い内容でした。現代のファーブル昆虫記、あるいはシートン動物記ですネ。
著者がいろんな動物たちを観察する過程で、必要以上に感情移入されていく様子から、その愛情の深さを垣間見ることができました。世の中には、動物を実験材料として扱う学者も大勢いるのでしょうが、著者にとって動物は、単なる研究の対象ではなく、愛すべき存在、人生になくてはならない存在なのだということがわかります。
犬や猫に限らず、動物がスキという人はたくさんいます。動物って、見てるだけで癒されますもんネ。なぜ人は動物を愛するのか?という研究があってもいいのではないかと思ったりするきょうこの頃です。
べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
「鳥取環境大学の森の人間動物行動学」シリーズ(築地書館)でおなじみのコバヤシ先生が新潮新書デビューです。
親しみやすい文章はいつも通りですが、本書では子ども時代や学生時代の出来事(無論、すべてに動物が関わっています)についても語られており、幼少期から冷めることのない動物への飽くなき熱意が伝わってきます。
コバヤシ先生の本を読むたびに、「隣の家に動物行動学者が住んでいたら楽しいだろうな」と思います。
庭でマーキングしたカナヘビを何時間も追いかけている隣人…ぜひお近づきになってみたいものです。
そして、同じことを動物行動学の祖であるコンラート・ローレンツ博士の『ソロモンの指環』(早川書房)を読んだときにも思いました。
本書では、コバヤシ先生にとって、ローレンツ博士がどれだけ偉大な存在であるのかもうかがうことができます。
今回、特に目からウロコが落ちたのは、生息場所と社会性の違いについてのお話。
森や林の中でえさ探しや子育てを行う鳥類・哺乳類は、一夫一妻で、子育ても夫婦で協力して行う。
一方、草原などの開けた場所でえさ探しや子育てを行う鳥類・哺乳類は、一夫多妻で、子育てはメスが行い、群れをつくって行動する。
頭の中でいろいろ動物を思い浮かべてみながら、「おおお、ほんとだー!」と一人で興奮してしまいました。
知っていると思っていた動物たちの、知らない一面がどんどん見えてくるわくわく感がたまりません。
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