日米開戦はなぜ起ったのか? それは建国以来、西へと膨脹する覇権主義のキリスト教国アメリカと、天皇信仰の日本がぶつかり合う宗教戦争だった。原爆投下という恐るべき行為も、「サタンの国」日本を叩き潰そうという宗教的動機があったからこそ可能だったのだ。日本を悪者にする左翼似非(えせ)史観を糾弾し、日米両国を世界史の中に位置づけて大東亜戦争の「真実」に迫る、衝撃の論考。
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アメリカの言いなりになるな、日本人としての矜持を持て、という主旨。題名がインパクトのあるもので思わず手に取ったが、内容はマッチングしたものではなかった。書籍で個人攻撃するのもいかがかと思う。2016.5.7
太平洋戦争に対する評価は難しい。戦後の教育がGHQによる「彼らに都合のよい歴史史観」に基づいて行われたことは容易に推測できる。かといって右派のいうように戦前の日本が無謬であったとは思えない。問題は帝国主義、植民地主義の時代から民族自決、自由平等主義へと舵を切っていくおおきな流れの中で、どの時点で何が非難されるべきことであったのか、ということである。それまで散々アフリカやアジアや太平洋地域を征服し、植民地化してきた欧米諸国がなぜ急に「きれいごと」を言い出したのか。日本が犯した罪を認めながらも、同時に欧米諸国の欺瞞を指摘し続ける事も必要だろうと思う。
太平洋戦争は日米の宗教戦争であったという西尾氏の主張は一定の説得力を持つが、これを国際社会に納得させるのは非常に難しいだろう。
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