649円(税込)
「矛盾が多ければ多いほど、その人物は面白いと言うことができます」(キーン氏)ーー三島は、矛盾に富む人だった。文学を愛し古典の教養溢れる一方で、日本の自然や食文化には無頓着。国内より海外で評価されることを切望し、貴族の存在を嫌いながらも度々作品に登場させた。知られざる素顔と葛藤を目撃していた両著者が亡き友を偲び語り合い、貴重な証言録となった追善紀行。『悼友紀行』改題。
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三島由紀夫が絶筆となった四部作「豊饒の海」の翻訳を遺書で依頼したドナルド・キーン(1922~2019)。当日、市谷会館で檄文の写しを受領、その足で東方総監部に行きバルコニーの演説を聞いた徳岡孝夫(1930~)。この二人が三島由紀夫を語ります。「三島由紀夫を巡る旅」、2020.3発行。「悼友紀行」(1981.10)の改題・文庫化。味わい深い内容でした。奈良、倉敷、松江、津和野を旅しながらの対談、どの土地も馴染みがあるので読みやすかったです。
文通で友情を育んだドナルド・キーンと、あの「檄文」を託された」徳岡孝夫。親友二人が亡き友を語る。三島由紀夫没後50年、貴重な証言録となった追善紀行。
今風に言うと、三島由紀夫作品の『聖地巡礼』の旅。
徳岡孝夫とドナルド・キーンという、生前の三島由紀夫と親交が深かった人物が旅しているので、色々と面白いエピソードがあった。そうだよなぁ、『鏡子の家』、あれは傑作だよ……なんで当時、そんなに評価されなかったのだろう。
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