605円(税込)
大阪船場に古いのれんを誇る蒔岡家の四人姉妹、鶴子、幸子、雪子、妙子が織りなす人間模様のなかに、昭和十年代の関西の上流社会の生活のありさまを四季折々に描き込んだ絢爛たる小説絵巻。三女の雪子は姉妹のうちで一番の美人なのだが、縁談がまとまらず、三十をすぎていまだに独身でいる。幸子夫婦は心配して奔走するが、無口な雪子はどの男にも賛成せず、月日がたってゆく。
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名作の再読を始めようと思う。
「ふん」は「うん…」と読み替えなければいけないことくらいしか覚えていない笑
ものすごく新鮮。
あまりに前近代的で、インドのベンガル地方の話を読んでるような気がして眩暈がする。昔はそんなこと思わなかったから、受け入れてだんだろうなと思う。
大人になって読む戦前戦中の文豪の小説、クセになりそう。
さて、次は谷崎潤一郎!
ということで有名な細雪から。
なんと上中下巻の長篇だ。
読み続けられるかと思いきや、面白く読めてるよ。
こいさん、あんちゃんや大阪弁か船場言葉か分からんが良い感じだ。周りにいる関西人が話す言葉とは異質で品が良い。
次はどんな展開に成るのか楽しみ〜
最初は飽食家庭の小さな悩みを読まされて苦痛だった。
時代背景が把握できてからは、戦争に移ろう生活感の変化に興味が湧いた。
最後の10ページからは、雪子の縁談がどうなるのか気になり勢いで読んだ。
医療、結婚、文化、生活、土地、全てが今とは異なるが、いつの時代も万人が雪子に情を持たずにはいられない。
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