660円(税込)
現代人は「人類史上最もさもしい人々」かもしれない。次々現れる新しい機器、膨大な消費電力、捨てるほどの食料……その陰にある犠牲に目をつぶりながら、快楽を貪欲に追求し続けている。この「さもしさ」から私たちは逃れられないのか? アンパンマンが実現している正義を現実のものにはできないのか? 政治哲学の大きな問題について、ユーモアを交えた低空飛行の視点で考える。あえて「青臭い議論」に挑んだ意欲作。
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さもしさとは自分の利益を分をわきまえず貪る行為であり自分の持っている卑しい気持ちを恥じた。
公共で使われる税金が貧富の差を無くして誰もが平等に挑戦できる建設的なものなっていくことを願うばかりである。
最低限のインフラを整えてから自由に競争できる世の中が理想であると感じた。
【由来】
・「動乱のインテリジェンス」のカバー裏関連本紹介で
【期待したもの】
・前から自分が持っている「マクロで見たとき、それってホントはどうなの?」に関係ありそうだったので。
【要約】
・
【ノート】
・
著者:伊藤恭彦
本文イラスト:畠山モグ
【版元の紹介文】
現代人は「人類史上最もさもしい人々」かもしれない。次々現れる新しい機器、膨大な消費電力、捨てるほどの食料……その陰にある犠牲に目をつぶりながら、快楽を貪欲に追求し続けている。この「さもしさ」から私たちは逃れられないのか? アンパンマンが実現している正義を現実のものにはできないのか? 政治哲学の大きな問題について、ユーモアを交えた低空飛行の視点で考える。あえて「青臭い議論」に挑んだ意欲作。
<http://www.shinchosha.co.jp/book/610478/>
【目次】
目次 [003-005]
プロローグ――「さもしさ」の話を始めよう 007
パソコンはどこまで進化すればいいのか/欲望追求はさもしいか?/人類史上最もさもしい人々/原発事故とさもしさ/この本で考えてみたいこと
第1章 日常にひそむ「さもしさ」の光景 020
ファストフード店で/激安弁当と激安居酒屋/エコ商品ブーム/激安ガソリン/私たちの生活は「さもしい」か/道徳的ロンダリング/ダーウィンの悪夢/道徳的に問題のない生活とは/地球社会の格差/もやもやした気持ち
第2章 「分」を守るということ 053
酒池肉林星の人々/アリストテレスの定義/「分」を守る/正しさの基準/ジョージ・クルーニーと伊藤恭彦/自己責任と正しい「分」/「学歴は親次第」は許されるか/貧困国に生まれたら/「分」と運命
第3章 市場はけっこう残酷だ 090
「お疲れ様」と「お互い様」/共同体社会の醜さ/市場競争からは逃れられない/大富豪イコール悪ではない/「お互い様」の制度/お互い様の倫理と正義/制度があって生活は成り立つ/制度を考える/政府は税金泥棒か?/風が吹いて儲かるのは桶屋だけ/制度が欲望を支える/個人の「さもしさ」と制度の「さもしさ」
第4章 地球から「さもしさ」を消せるか 137
簡単にまたげない国境/坊主丸儲け資本主義/制度がないゆえの「おいしい生活」/血まみれのダイヤ/他人を食い物にしてはならない義務/募金の上限/正義と私たちの利益/毒入りギョーザ事件/メタボと飢餓/地球規模の制度をつくる/援助の罠/ウルトラマンとアンパンマン/国境を越える正義/冷静な正義と正義の心
エピローグ――公憤と正義 184
破壊型政治の問題点/護送船団の意味/恐怖のボートレース/私憤から興奮ではなく、公憤へ/グローバル社会の正義/正義を語る不幸/正義にかなう制度がすべてか?/二つの心のバランスを
あとがき(二〇一二年六月 伊藤恭彦) [211-213]
主要参考文献とブックガイド [214-223]
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