660円(税込)
誰からも「最高の社長秘書」と言われる彼女は、いったいどこがちがうのか? 思わず心がくすぐられる、幸せな気分になる……そんな究極のサービスを提供する「サービスの達人たち」が全国にいる。四万人の顔を知る横浜の名物ドアマン、警察の偉才・似顔絵刑事、シミ抜きクリーニングの名人、まごころを運ぶ富山の薬売りなど、平凡な人による非凡なるサービスーーその極意と真髄がここにある。
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横浜の老舗ホテルで4万人のお客の顔を覚える名物ドアマン、犯人の似顔絵を見事に描き上げる「偉才」の刑事、シミ抜きクリーニングの名人、57年間まごころを運び続けた富山の薬売り、秋田の子どもたちに絶大な人気のローカルヒーロー「超神ネイガー」... 決して有名人でも大金持ちでもないが、自分の仕事に誇りを持って働く真のプロフェッショナルを追いかけた味わい深い一冊。達人たちの歩んできた人生がドラマチックに描かれており、まさに「人に歴史あり」を実感させてくれる。ちなみにタイトルにある「日本一の秘書」とは、日本最大のカレーチェーン・CoCo壱番屋で20年に渡って社長3代の秘書を務めた中村由美さん。
著者の丁寧な取材が垣間見える。ある特定分野のスペシャリストたちの素晴らしい仕事ぶりは分かったものの、すごすぎて自分とは違う世界のようにも思えてくる。ビジネスの世界ではどうしてもゼネラリストを育てる傾向がある中で、本書のようなスペシャリストをどう育てていくのかも大切なことだと感じた。翻って、時分はどっちに進むのか、進むべきかと言ったことや、子供や後輩をどう育てていくかと言う観点からは、非常に悩ましい部分ではある。一つの方向性として、仕事への取り組み方の一例としては、参考になった。
野地さんのノンフィクションはよく調査されているので読み応え十分。
そのへんの軽薄なレポートものとは違って自分で取材対象者にぶつかっている感じが見て取れる。
これは有名無名にかかわらずサービスの達人と呼ばれる人についてそのルーツから働きぶりまでを紹介する。経営者でもなんでもない人でも読んだだけで会いたくなるような気分になる点は感無量。
しいて言えばそのサービスの素晴らしさがテキストだけでは伝わって来なかったこと。版権の問題かあえてそうしなかったのかはわからないけど…
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