北からの光線が射しこむ信濃追分のY邸。建築士・青瀬稔の最高傑作である。通じぬ電話に不審を抱き、この邸宅を訪れた青瀬は衝撃を受けた。引き渡し以降、ただの一度も住まれた形跡がないのだ。消息を絶った施主吉野の痕跡を追ううちに、日本を愛したドイツ人建築家ブルーノ・タウトの存在が浮かび上がってくる。ぶつかりあう魂。ふたつの悲劇。過去からの呼び声。横山秀夫作品史上、最も美しい謎。
長編で読むのに多少、時間がかかりましたが、途中からどんどん引き込まれていきました。一級建築士の青瀬さんが主人公の小説。最後は心温まる良い小説でした。警察物が多い横山秀夫さんの小説にしてはとても新鮮でした。
0人が参考になったと回答
ランキング情報がありません。
ランキング情報がありません。
電子書籍のお得なキャンペーンを期間限定で開催中。お見逃しなく!
※1時間ごとに更新
阿部暁子
1,870円(税込)
湊かなえ
660円(税込)
染井為人
990円(税込)
顎木 あくみ
726円(税込)
Q矢
1,540円(税込)