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半世紀ぶりに発掘された米将校246人、300時間の肉声テープが語る「大空襲」の真相。
第二次大戦末期、わずか一年足らずの空爆で約46万人もの命が奪われた。すでに敗色濃厚の日本に対して、なぜそれほど徹底的な爆撃がなされたのか。最大の理由は、空爆を実行したアメリカ航空軍の成り立ちにあった。当時、陸軍の下部組織という立場にあり、時に蔑まれてきた彼らが切望するものは何だったのか。半世紀ぶりに発掘された将校ら246人の肉声テープが浮き彫りにする「日本大空襲」の驚くべき真相とは。
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空軍の独立を勝ち取るため、成果を挙げることに邁進し、非人道的な非戦闘員の殺戮の実行と継続に至るまでを、米陸軍航空軍の上層部の録音テープから辿る。
興味深く読んだ。東京(日本)大空襲の裏で、米空軍独立のための成果として利用されていたことを初めて知った。
そのために、あれほどの攻撃を行った面もあるようだ。また、精密爆撃、焼夷弾による爆撃も開戦前から研究されていたことに驚いた。ただし、日本も被害一辺倒ではなく、先に重慶への無差別爆撃を行ったため、上記攻撃を許す口実となった面もあることも。
野望の実現のために失われた命があまりにも多すぎる。
やればやるほど倫理観は薄れ、己を正当化し、振り返ることもしない。
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