「あなたは考えたことがありますか? 自分がラストエンペラーになるかもしれないって」ーー私は東京の空虚な中心に広がる森に住む憂いの皇后。ハンドルネームはスノードロップ。花言葉は「希望」「慰め」。腐敗した泥舟政権は国民を国家に奉仕させる倒錯を繰り返す。さあ、「ダークネット」を駆使し、「令和の改新」を実行すべし!
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皇后様が日本の現状を憂い、悪政を正すために奮闘するパラレルワールドのお話。
読みやすく書かれてますが結構深いかもー
作者さんの思想を皇后様で語ってる感じです。
NHKE-テレ、「100分で名著」の「谷崎潤一郎」の回の講師が島田雅彦さんだった。
谷崎作品の解説も興味深かったが、俳優でもあり大学教授でもあるちょっと渋いイケメン(←結局そこか!)の島田さんの作品が気になり、図書館で予約。
えー!そんなとこまで書いていいの⁉と思わず叫んでしまいそうになる…スノードロップとは皇后雅子様がモデルであることは、読み始めてすぐ分かる。
フィクションと分かっていながらも、なんだか妙な緊張感と汗が…。
言論の自由が保障されていると分かっていながらも、それが本当に保障されているのかと不安になるご時世、そこを突いている作品だ。
2020.10.17
虚人の星に続いて読んだ嶋田作品。日本の現状を抉る広い視野に感服する。小説ほどにスノードロップが動かないと世の中は変わらないのだろうか。いやいやそんなことはないはずだが、雅子さんもこの本読んでいて欲しいと心から思う。
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