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日本の風俗嬢(新潮新書) (新潮新書) [電子書籍版]
中村淳彦

660(税込)

商品情報

  • 著者:   中村淳彦
  • レーベル:   新潮新書
  • 発売日:   2015年02月20日
  • 出版社:   新潮社
  • 商品番号:   4340008019511
  • 言語:   日本語
  • 対応端末:   電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ

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商品説明

内容紹介

「そこ」で働く女性は三〇万人以上。そんな一大産業でありながら、ほとんど表で語られることがないのが性風俗業界だ。どんな業態があるのか? 濡れ手で粟で儲かるのか? なぜ女子大生と介護職員が急増しているのか? どのレベルの女性まで就業可能なのか? 成功する女性の条件は? 業界を熟知した著者が、あらゆる疑問に答えながら、「自らの意思でポジティブに働く」現代日本の風俗嬢たちのリアルを活写する。


商品レビュー(47件)

総合評価
 3.64

楽天Koboのレビュー(1件)

  • (無題)
    購入者さん
    評価 2.00 2.00
    投稿日:2020年04月06日

    内容はかなりpoor、購入することはあまりお勧めできない。

    0人が参考になったと回答

ブクログのレビュー(46件)

  • 評価4.004.00
    投稿日:2022年08月22日

    風俗嬢はお金がなくなった挙句仕方なくやる仕事というネガティブな印象を持っていたが、今では素養や技術があり選ばれた人だけが続けられる仕事でありポジティブに働く人も多いということを知った。風俗といった性的サービスを対象とした店が営業していくために暴力団にお金を払っていることや、スカウトマンが月9000円の利益しかうまない女性に対して精神的ケア・送り迎え・食事の奢りなどをしなければいけないハードな仕事であることなど、性的サービスに関する仕事が実に大変なものだということを感じた。

  • 評価3.003.00
    投稿日:2022年01月06日

    後輩に無理やり持たされた一冊。
    持たされたからには読まなくてはということでサラッと読破。

    さて、男性なら高確率でちょっと興味を惹かれる題名。

    その中身はというと、かなり真面目な作品となってます。
    風俗の歴史、現在の実態、今後どうなっていくのか、そしてこの産業の問題をどのように解決してけるのか等々。

    オリンピックが近づくに連れて、やっぱりこの産業が受ける影響は少なくないと予想される中、どのような決定がなされていくのでしょうか。
    色々学んだ今、都合よく体裁を整えることが優先されて、不幸な人が増えるだけの政策は避けて欲しいですね。

    この業界で働く人の意識の変化は結構興味深くて、やはりどの産業もネット普及を堺に想像できないほどの速さで動いていることを再認識させられました。
    もうどの商売も先を見なくなった瞬間に衰退していきますね。

    エロ目当てでは楽しめませんが、純粋にこの業界の実態に興味ある人は一読の価値あり。

  • 評価5.005.00
    投稿日:2021年12月15日

    日本の風俗嬢(新潮新書)2014/8/9

    安全な環境下で風俗嬢が働けるようにするべきだ
    2016年2月13日記述

    1972年生まれの団塊ジュニア世代、フリーライターの
    中村淳彦氏による著作。
    中村淳彦は、日本のノンフィクション作家,ノンフィクションライター。
    東京都目黒区生まれ。 明治学院中学校・明治学院東村山高等学校、専修大学経済学部卒業。
    編集プロダクション、出版社を経て、フリーライターとなる。

    本の題名にあるように風俗嬢の労働、その実態、1990年代と比較した現在の性風俗の状況について解説している。

    性風俗というのは重要な問題ではある。しかし普段のニュース、新聞でも報道される機会は少なく、実態が殆ど知られていない。
    ドキュメンタリーもやはり地上波では報道しにくいのかこういったテーマを見る機会はまず無い。
    その意味で本書は貴重である。

    本書のP35より警察白書から風俗店の数を推測している。
    それによるとずばり1万3千店はあるのだそうだ。
    (セブン-イレブンが1万6千店 マクドナルドが約3300店 スターバックスが約1000店)

    暴力団からの嫌がらせ(空指名による営業妨害)を回避する為にみかじめ料を払ったりというのは現在も続いている。

    月100万円以上稼ぐような嬢は相変わらず存在するが
    全体で見ると収入減となっている。
    それにも関わらず、応募者は増えている。
    女性のレベルが90年代と比べると上がっている。
    現在は裸になると決意しても誰でも風俗嬢になれる時代ではない。
    ⇒これには驚いた。青木雄二氏の描いたナニワ金融道の世界はやはりもう過去のものなのだ。

    地方出身、一人暮らし、親の仕送りに頼れないような女子大学生が風俗で働いているケースの紹介には驚いた。
    また学費が昔より上がっていること。地方経済の衰退、
    日本人の所得が若い世代ほど昇給出来ていない現実を考えると納得感もあった。
    むしろ本書で登場した女子学生はまだ一部だろうが、増えてしまう可能性も高い。
    今の20~30代で大学に進学させる学費をまともに賄える人がどれだけいるだろう。
    本書で反響があったのか著者もこの部分を更に調べて本を出しているようだ。

    介護職からの風俗への転職が多いというのも驚いた。著者の言うように低収入で仕事内容的に親和性、共通項があるという指摘には納得できる。
    ⇒共通項(一対一の会話や肉体を使ったサービス、相手が高齢者から男性限定に変わるだけ)
    男性客が求める明るさ、コミュニケーション能力の高さ、気がきく、優しさ等は介護職員に求められる適性と一致する。

    本書最終部分では性風俗は社会にとって必要であり、あることを前提に現実的な議論、安全な環境下で風俗嬢が働けるようにするべきという指摘はその通りである。
    その取り組みとしてNPOの働きを紹介している。
    ホワイトハンズ
    Grow As People
    SWASH

    著者も指摘するように高収入が得れる可能性が無い女性は風俗ではなく別の道を探すべきであるという指摘も納得だ。
    ただ今の性風俗がそういった容姿がそこまで優れないプア層の女性のセーフティネットになっておらず社会問題化している事も踏まえた対策が求められる。

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