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江戸の性愛術(新潮選書) (新潮選書) [電子書籍版]
渡辺信一郎

1,320(税込)

商品情報

  • 著者:   渡辺信一郎
  • レーベル:   新潮選書
  • 発売日:   2019年07月19日
  • 出版社:   新潮社
  • 商品番号:   4340008041731
  • 言語:   日本語
  • 対応端末:   電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ

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商品説明

内容紹介

伊予道後で大成功を収めた遊女屋の主人が、書き記した秘伝の書『おさめかまいじょう』ーーこの性愛指南書には、遊女の健康管理に始まり、男を籠絡する術、放縦な要求への対処法、どのように「天悦」に至らしめるかなど、あらゆる性のテクニックが網羅されている。当時の図版を掲載しながら、豊かで過激な性愛文化を明らかにする。


商品レビュー(7件)

総合評価
 4.00

楽天Koboのレビュー

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ブクログのレビュー(7件)

  • 評価3.003.00
    投稿日:2024年11月28日

    「おさめかまいじょう」を読みたいなと思ったけど見つからず。解説本が図書館にあったので取り寄せたところ著者は例の校長先生なのね。

    全体は四章構成。
    おさめかまいじょうの解説、女への大悦(女性は天悦、男色は大悦ってのは彼の別の本にありましたね。お洒落なタイトルになってます。)、張り型のご利益、江戸のバイアグラ。
    1章メインで借りてきましたが2章も珍しく、3章に散りばめられたエピソードも楽しい。まぁ4章はよくあるやつ。レシピとか載ってるけど阿片や水銀、ヒキガエルの分泌液に胡椒などなど。「(当時の人たち)大丈夫???」と心配になる。

    おさめかまいじょうは女郎への性技指南書。
    目的は金儲け。そのため商品としての女郎の価値を高め、長持ちさせ、どんな客の要望にも応えられるようにとするもの(金儲けの手段というだけ)。子孫へと伝えた門外不出の商売繁盛Howto本とでもいいましょうか。
    おさめかまいじょう全体がそうなのか、それとも解説がその部分にのみ寄っているのか不明だけれど、そのものズバリ性技指南に終始しているのがちと期待はずれ。
    もしこれがおさめかまいじょう自体そうなのだとしたら、所詮は道後のド田舎女郎屋の限界なのか。目的はあくまでも金儲けなわけだから、これが吉原なら性技と同様に(もしくはそれ以上に)「思わせぶりな態度」「文の書き方、タイミング」「回しの言い訳」「他の客との競争の仕掛け方」「客の自尊心の煽り方」「金が底をつきかけた客のうまい切り方」などなど、駆け引きの部分こそが語られそうなもんだけど。現代の性風俗を見ていても、大金が動くのは「そのものズバリ」の「結果が料金や時間で確約されている」ところではなく、自己肯定感が低いながらも他人に舐められることを極端に嫌う虚栄心の高いバカを(性技は勿論含めるけれど)口先で転がす色恋詐欺ビジネス、つまりキャバクラやホストクラブですよね。

    それとも客層が違うから当時だと吉原、島原、新町あたりにしか通用しないんですかね。
    本文のインテリ具合からすると性技のみ言及ってのがアンバランスのような。それとも道後の遊女屋には「それ」しか求められなかったってことなのか。繰り返しますが大金を動かしたいなら性技ではなく虚栄心や自己肯定感の低さですよね。攻略対象は。

    目的は金のみなので女郎はあくまでも使い捨ての駒。2024年も女性の人権がまともに護られている地域や国はゼロですが、指南書の淡々とした書き振りは「他人の身体を使い捨てすることで金儲け」について後ろめたさは勿論、疑いすらない感じ。
    時代だから仕方ない?いや、今もそうでしょ。
    よくセクハラ事件とかあると「金払ってプロに相手してもらえ」というのを聞きますが無料の性加害じゃなくて有料の性加害にしろよって言ってるだけのような。
    でも遊女屋は言語道断だとしても、じゃあその辺の会社と何が違います?あれも他人の時間と労働力(つまり人生の一部、命の一部。人生や命が分割できないものなのだとしたら命そのもの)を使って金儲けしてるだけだろ?サラリーマンなんて単なるM奴隷じゃんと言われるとまぁ骨組みは同じか。

    現在も日本はもちろん世界中で大きな産業であるこの業界。「男なら当たり前!自然なことだ!」なんて声もたまに聞きますが本来の目的から考えれば子を成さない性行為はすべてムダ撃ちなわけで。自然もへったくれもないような気がしますけどね。

    まぁそれは別の話なのでさておき。

    原典は文字だけだけど校長先生が本文のシチュエーションに似通った挿絵をふんだんに用意してくれているので読みやすい。

    私が最も印象に残った箇所は、1652年ごろに記されたとされる「秘事作法」について取り上げたところ。この「秘事作法」は岡山藩池田の殿様に仕える奥女中向けの「張り型」How to 本。筆者とされる秀麗尼は経歴不明だけれど、当時の殿のお手つきでありながら子を成さなかった奥女中は俗世間への復帰は認められず尼となるのが通例だったそうで、対象とする読者が池田藩限定であることから考えても彼女自身も池田の殿様のお手つきだった奥女中なのでしょう。
    ここではその内容はすっ飛ばしますが、私の印象はこの「お手つき奥女中の還俗が許されない」ポイントです。確かに地元に帰ってすぐに子を成した場合、もしくは数十年経ってから「実は落とし胤です」とポロポロ出てこられることは容易に想像できるわけで(子供がゼロでも同じ村の赤の他人であり得る)、殿様サイドからすれば当たり前の措置なんだろうけど結婚前の行儀作法見習いのために数年だけ勤めようかなぁなんていう奥女中にしたら一生を棒に振るようなとんでもない刑罰のような。

    女性の皆さんは人類が誕生してからの30万年、本当に生き地獄の中を懸命に生きてらっしゃいますね。
    男の言うことなんて1ミリも聞く必要ないと思いますよ。
    男の私が申し上げますが、世の中の全ての男はね、女性を不幸にするためだけに存在してるんですよ。
    あ、知ってた?

  • 投稿日:2014年04月20日

    購入。

    江戸時代の風俗経営マニュアル『おさめかまいじょう』の部分訳と解説。他に川柳の題材になった性文化の解説もある。

    現代と大して変わらなくて驚く。

  • 評価5.005.00
    投稿日:2013年10月06日

    「庶民文化の研究」という文脈で登場したモノのようだ。なかなかに面白かった…

    「庶民文化の研究」と言うが、逆に言えば「研究の材料になるような史料が豊富」という意味にもなる。“庶民文化”というような部分で或る程度豊富な史料―書き残されたもの―が在るという事実…多少驚く…

    本書の中心的な内容は、伊予道後の遊女屋が伝えたという文献からのものである。

    遊女屋での、女性の管理に関する事柄を記した文書が伝えられているというのだ。逆に言えば、伝えたいと思ったことを持っていた人(=文献を記した人)、先達の経験や考えを参考にしようとした人達(=文献を読んで利用した人達)共に読み書きが当たり前に出来ていたことになる。文献が記され、利用されていた「18世紀後半から19世紀前半」というような時期、各国の“遊女屋”に相当する場所で、こういうことが考えられたであろうか?

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