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上様の寵愛こそすべて、とは考えなかった女性たちがいた。御手つきとは違い、昼間の仕事に励んだ「お清」の女中たち。努力と才覚で働く彼女たちにも、人知れず悩みはあって……。里に帰れぬ事情がある文書係の女、お洒落が苦手なのに衣装係になった女、大柄というだけで生き辛い女、負けるわけにはいかぬが口癖の女。涙も口惜しさも強さに変えて、潑剌と自分らしく生きた女たちを描く傑作。
上様の寵愛こそすべて、とは考えなかった女性たちがいた。大奥の多種多様な職場に勤めた「お清」の女中たち。努力と才覚で仕事に励む彼女たちにも、人知れず悩みはあって…。里に帰れぬ事情がある文書係の女、お洒落が苦手なのに衣装係になった女、大柄というだけで生き辛い女、負けるわけにはいかぬが口癖の女。今に通じる女性たちの姿をいきいきと描く斬新な江戸のお仕事小説。
永井紗耶子(ナガイサヤコ)
1977(昭和52)年神奈川県生れ。慶應義塾大学文学部卒。新聞記者を経て、フリーランスライターとなり、新聞、雑誌などで幅広く活躍。2010(平成22)年、『絡繰り心中』で小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。他の著書に、’20(令和2)年、細谷正充賞と、本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
大変面白く読ませて頂きました。女性として励まされるような、勇気をもらえるような、そんな本ですね。
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プレゼントとして購入した。結構喜んでもらった。
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かなり面白いです。大奥は側室の方々の集まりというイメージだったのですが、実はその大奥を支える人たちがたくさんいるわけで、その人たちのストーリになっています。大奥に勤めることがステータスにもなるというのは知りませんでした。側室を支える女中の中から上様に気に入られる人がたり、上様に声をかけられても自分がお支えする側室に申し訳ないということで断る人がいたり、女性の意地のようなものも感じられます。自分がこの時代に生まれて、その女性のような立場だったらやはり同じように悩むだろう、など共感できる箇所がたくさんあります。ホロリとする話もあったりして、読み終わるのがもったいない気持ちになるほどでした。おすすめです。
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11代将軍家斉といえば、側室数十人、子供も五十数人。庶民の生活苦をものともせず、遊蕩に耽っていたことで有名だが、その頃の大奥の物語。
将軍お手つきの者を「汚れた方」というのだが、そうではない「お清」たちのお仕事小説集。
さすが時代小説に造詣の深い著者の作品なので、当時の大奥のしきたりなどを読んでも説得力もあり、それを知る楽しみもあった。
大奥に入るいきさつなど、当時も生きづらかった女性たちが、大奥に入ることで、自分の生きる道を見つけていく前向きな話が多く、読後感もよかった。
高貴な方たちが飼う猫が、大奥の中を歩き回る「ねこめでる女」が一番好きだった。
6編からなる大奥の中の様々な部所で働く女達の話。
どの話もとても良かった。 身分も年齢も大奥に入ることになった事情もそれぞれ違う登場人物達が 時に思い悩み しかし皆 誠意をもって一生懸命自分のつとめをはたそうとする姿勢が 清々しく気持ちが良い。
〝つはものの女〟で 初瀬様が言った「ここまで歩んで来たことを誇りに思われよ。その誇りある女がするからこそ、この礼には意味がある。それゆえにこの負けは勝ちなのじゃ」という言葉には まさに 天晴 という思いだった
最後の話〝ねこめでる女〟は他とは少し違う切り口で 猫を介した 身分も年齢もこえた繋がりがホッコリ温かく物語の最後を結んでいた。
友人に貸してもらった1冊。
ちょうど「木挽町の仇討ち」を図書館本で読んだあとだったので、あの気持ちいいリズム感と人間の機微が感じられる江戸小説を堪能。
周五郎のような江戸時代に生きる人の美学、大奥という場所での女性の在り方が伝わり、今に通じる心意気などが沁みました。
永井さんの他の小説も読んでみたいと思います。
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