1,430円(税込)送料無料
この商品が関連するクーポン・キャンペーンがあります(10件)開催中のキャンペーンをもっと見る
※エントリー必要の有無や実施期間等の各種詳細条件は、必ず各説明頁でご確認ください。
シリア内戦10年
「今世紀最悪の人道危機」、自分の命もいつ絶たれるか分からない日々のなか、かれらは“日本語”を学びつづけた!
過酷な戦火のもと、なぜ学生たちは彼方の地のことばを学びつづけたのか? シリアと日本を結ぶ人々が届ける友情の物語/メッセージ。
「未来のために学びつづけること。生き残って、将来のシリアのために頑張らなければならない。それは武器ではなく、学術や言語をとおしてのわたしたちの戦いでした」(本文より)
第1章 アレッポ生まれのわたしと日本語との出会い 1
はじめに/わたしたちの街、アレッポ/日本語との出会い
第2章 アレッポ大学学術交流日本センター 15
シリア随一の日本語教育拠点/ゆかいな仲間たち/部活動/日本の人たちとの交流
■コラム アニメや漫画から日本文化に触れる(ムハンマド・アナス・アルハサン) 34
■コラム 日本語に秘められたおもしろさ・美しさ(アフマド・ラーミー・カッサール〈弘務〉) 38
第3章 内戦のはじまり 41
中東と日本に走った大激震/不安の足音/日本人の先生との別れ
■コラム 突然だった日本人のシリア国外退避(渡辺寛成) 48
第4章 戦場となったアレッポ 53
戦慄のラマダーン/水も食料もなくなった/破壊されていく街、失われていく命/大学での惨劇
■コラム 言語の向こうにある、その人だけの思いと気持ち(スザン) 68
第5章 日本センターの奮闘 71
未来が見えないからこそ、学びつづける/インターネットの活躍/
「日本語コミュニティ」Facebookページ/「日本語の森」と慶應大との交流会/
YouTube書道レッスンとアニメ部の自作漫画/大切な人たちとの別離
■コラム 遠くヨーロッパからシリアを想う(アフマド・シャーゲル〈友好あめ〉) 92
■コラム アラハン・ワ・サハラン・プログラムの思い出(ハーリド・ハタビー〈永志〉) 96
第6章 戦火のなかのジャパンフェア 99
二〇一四年ジャパンフェア/四年ぶりの日本人訪問/悪化する内戦/ぼくらは同じ空の下/
アレッポ攻防戦の終わり
■コラム 日本センターの学術と言語による戦い(アフマド・アルマンスール) 130
エピローグ 135
解説 シリア内戦の推移とシリア・日本の国際交流の状況 青山弘之 142
あとがき 163
参考文献・サイト 167
謝辞 168
シリア内戦10年「今世紀最悪の人道危機」、自分の命もいつ絶たれるか分からない日々のなか、かれらは“日本語”を学びつづけた!過酷な戦火のもと、なぜ学生たちは彼方の地のことばを学びつづけたのか?シリアと日本を結ぶ人々が届ける友情の物語/メッセージ。
第1章 アレッポ生まれのわたしと日本語との出会い/第2章 アレッポ大学学術交流日本センター/第3章 内戦のはじまり/第4章 戦場となったアレッポ/第5章 日本センターの奮闘/第6章 戦火のなかのジャパンフェア
優人(ユウト)
アフマド・アスレ。1991年、シリア・アラブ共和国アレッポ生まれ。アレッポ大学経済学部卒。同大学術交流日本センターにてボランティアスタッフを務め、学生への日本語教育や部活動の指導、ジャパンフェアの企画運営をはじめ中心的役割を担う。学業、家業、赤新月社、UNICEF、UNHCRでのボランティア活動など多彩な場で活躍するとともに、戦争で深い傷を負った祖国の復興のため、日本に留学し、日本の戦後復興や中小企業経営について学ぶことを志している
小澤祥子(オザワサチコ)
1980年生まれ。東京外国語大学アラビア語専攻卒。2005~06年シリア留学。編集者として活動するかたわら、留学中に知りあった中東・コーカサスの人びととの交流をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
まだレビューがありません。 レビューを書く
戦争の最中にあっても日本語を勉強し、日本や日本文化を広めようとしてくれている。
戦争という絶望の中で、日本という希望があったからこそ前向きにいられる。
好きなものに出会えるって、すばらしい。
好きを突き詰めようと思えるのもすばらしい。
好きで出会える仲間がいるのって、最高じゃないか!!
ランキング情報がありません。
ランキング情報がありません。
※1時間ごとに更新
TEX加藤
979円(税込)
ETS
3,300円(税込)
大岩 英樹
1,100円(税込)
南出康世
3,960円(税込)
川崎 あゆみ
1,980円(税込)