1,045円(税込)
全国紙記者の夢破れた野々村巡洋が入社した、北海タイムス。配属された整理部は、他紙の4倍の仕事量にして7分の1の年収だった。変人だらけの職場。連日の酒席。過酷な労働環境に厳しすぎる先輩。失望に加え、恋の終わりすら味わった野々村だが、あることを契機にプロフェッショナルとなる覚悟を決めるーー。著者が身を置いた北海道の名門新聞社を舞台に描かれた、熱血度120%の長篇小説。(解説・北上次郎)
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通常の物差しでは、熱い青春小説の秀作だと思われるが、同じ作者の七帝柔道記が凄すぎるため、なんだか物足りないのである…
1990年本命ではなっかた北海タイムズに取り敢えずは
入社する事とした野々村。
2週間の研修の後、整理部に配属されることになる。
そこは、煙草の煙とパワハラの蔓延したタコ部屋の様な所だった。
いくら何でもやり過ぎ感満載のパワハラ状態に読み進めるのが気分が悪くなる程。
しかし、こんな状態でこの後一体どうなる?の思いを抱いて読み進めてしまった。
権藤のある決断から野々村は自分でも思いもよらない言葉を発する。
「僕に…僕に整理の技術を教えてくれませんか…」
そこから一気に物語は進み始める。
『七帝柔道記』と同じく主人公の息苦しい熱感情がずうっと最後まで続くので
、こういうのが好きな人にはお勧め。読んでてカタルシスにはなるでしょう。新聞づくり・・「整理」(編集、紙面ぎめ)というのは確かに面白そうだし、見出しづけの訓練はロジカルシンキングのマストアイテムでもあるでしょう。
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